外国人に一番人気のある日本の世界遺産とそこに日本人がいかない理由
※御注意
これは、かなり辛口ですので
外国人に一番人気の観光地が知りたいというだけの方は
一番下までスクロールしてください。
それでも十分です。
今日はNHKスペシャルの「ニッポン観光革命」を見ていました。といっても遅く帰ってきたため
チャンネル争いの争奪戦には不戦敗。
そんな時にザッピングしてそのまま寝いった父が
たまたま付けてくれていたのでよっしゃ!と思って見ていました。
少子高齢化の進むこれからの世の中、
今のままでは地元経済が衰退するのは目に見えています。
いくら少子化対策をしようにも、根本は社会の有り様、
地方自治では限界があります。
30年後には日本の人口が3割減るという予測があり、
さもありなんと山間の放棄された家をみるたびに思います。
人口を増やすのが無理。
であるならば外から消費者を呼ぶ方法として
私は観光が有効であると思います。
観光客が来る事で食事代・宿泊費・交通費などが発生し、
第3次産業が発展します。
今や輸入に押され第1次産業は衰退し、
第2次産業である工業は他国に押され気味。
となると第3次産業こそ地方自治の希望ではないでしょうか。
ただし、観光はその時々の情勢に左右されます。
例えば最近でいえば福島原発事故による外国人観光客の減少
広島はこの影響をもろに受けました。
というのも観光客の割合で欧米人が占める割合が7割で
都道府県中トップなのです。
なので、市内を歩けばいつも10mおきにいる外国人観光客がいなくなり、
宮島に渡っても1組か2組と激減しました。
今では元の様に戻ってきており、
本通りの外国人の集団の方も10m置きに出没し、
深夜のコンビニの前で忍者ごっこをしている白人の若者達を
「日本に来たんじゃけぇ忍者ごっこを記念にしたいんじゃろうね~」
と古今東西若者のするハイテンションのなせる技について
あれこれ思うほど増えてはいます。
さて、ではどうすれば外国人観光客にきてもらえるだろうか。
という内容で番組は構成されていました。
私が見たのは伊賀から。
伊賀は忍者の里。
という事で外国人観光客が増加しているその策として
旅館で忍者衣装の貸し出しをし、忍者の体験をしてもらい
忍者がどんな存在であったのかという説明などを行うようにしたら
微増してきているということを話題に取り上げていました。
忍者体験かあ、それはあの本通りのセブン前の若者とか絶対行きたがるだろうし
日本人の私でも何それ!面白い!と思います。
ただ、体験してなりきるようにしたことが観光の転換ではなく、
訪れた外国人観光客から忍者は一体どんな事をしていたのか?
説明を求められ、応えられるように古文書などをひも解いて調べ
学べるようにした。
それが今までとは違うこととして取り上げられていました。
それまでは忍者グッズ等のグッズ商業で行っていた観光産業から
学べる観光へ。
それが微増の原因ではないかという構成でした。
そもそも、観光に行くのはその土地に行かなければできないことがあるから行くのだと思います。
それはアルプスの氷河、国宝の城、歴史上の大きな戦いの舞台、と枚挙に暇がありません。
特に、最近注目されるのは聖地巡礼。
アニメの舞台になったあそこに行きたい。
と今まで旅に出なかった層が観光客として訪れるようになり、
竹原やしまなみ海道など自治体がアニメとコラボする事も増えました。
本来インドアな彼らを旅行という大儀いものに突き動かすのは、萌え~ですが、
その萌えの根底には、知りたい、浸りたいという思いがあり
それらは他の観光客と変わらない筈です。
この知りたいという知識欲を満たすために旅に人は出るのではないでしょうか。
それからもう一つ。
「百聞は一見に如かず」
ということわざのように、
そこで見ることでしか分からないもの、感じれないものがあります。
実際に現場に行って自分の知識とすり合わせる、
或いは知識が更新される。
知ることの面白さというのも旅のだいご味だと思います。
という流れだと私は思ってたんですが・・・。
この次の展開で、
ああ日本人って、と頭を抱えたくなったのです。
それは、
「外国人観光客が選んだ日本の観光地1位はどこでしょう?」
と司会の方がゲストの日本人に聞いた場面です。
既に2位から5位までは発表されており、
残すは1位でそれを予想してみて下さいという流れだったのですが
・・・この人達はそもそも観光へ行ったことがあるのかなあと疑問に思いました。
以下珍回答
「スカイツリー」
・・・いや、たしかに高さは世界一かもしれないし、
あの眺望は確かに感動するけど
100万かけて地球を半周してまでみたいかなあ・・・。
「ディズニーランド」
・・・本場がどこか知らないんだろうなあ。
そもそも日本にしかないとか思っているんだろうか。
それってわざわざ外国から自分が来たとして行く?
とかなり疑問の所ばかり。
せめて京都辺りのお寺の名前が出てくるかと思ったら
それよりもかなり疑問な
買い物しかできないですよね、そこ?
という場所まで。
おそらく東京から多分一歩も出たことないのだろうなあと。
そんな方が観光をどうのこうのとか批評してどうなるんだろうと不安に思っていたら
案の定、一位が発表されたのにそれと全然関係のない話題で無理やり自分の持論を述べて
・・・おしまい。
この時点で私は日本人の代表の方にツッコミばんばん入れました。
「おおい!番組構成ガン無視かい!」
と。
ううん、知らなかったら知らないで素直に驚けばいいのになあと思います。
師たるもの、知らぬを取り繕うは最も有間敷だと思うのです。
「実るほど こうべを垂れる 稲穂かな」
とはよく言ったものだなあと思いました。
そもそも、今年の1位って去年と同じ場所
2年連続で1位で、つい最近ニュースになったのに
それさえ知らずによく外国人観光客の誘致について
1時間の番組で語られたなあと思いました。
世界不思議発見の黒柳さんでさえ、
次回の番組で取り上げる話題について勉強すると言うのにすごいなあと。
唯一、僧侶の方がいい事言ってましたが、この方も・・・・。
「光」を観せると語源から来る意味を仰られていましたが
この「光」って「光景」と同じ景色の意味の光であって
「きれいなものを観せる」ではないと思うのです。
っていうかそれだと一位のあの場所は一体どうお考えなのか?
あれを「きれいなもの」と言おうものなら
一度子どもらの書いた作文を読んでそのあまりの凄まじさを知ってほしいです。
私は、観光とは本来
「目の前のあるがままを見て、意味や本質をとらえ、考える。」
であってけして綺麗な物を見せるのが観光とは思いません。
そもそも、お坊様なら御釈迦様の逸話にある王子時代のあの話を御存じの筈。
何故御釈迦様は城下に行きたいと思ったのか。そしてどう思われたか。
それが本来の観光ではないでしょうか。
それさえ知らずに世界遺産に富士山が登録された事を喜んでいるのは愚の骨頂。
世界遺産には負の遺産がある。
綺麗な物だけでないのです。
というか、一般的に観光とは「遊ぶ」意味合いが強すぎるんだなと思いました。
遊んで、買い物をするのが観光という意味で答えられていました。
外国人のゲストの方のほうがよっぽどしっかりとした考えや受け答えをされていて
日本人の方はしゃべればしゃべるほどレベルの低さを露呈しているようでいたたまれなかったです。
まあ、日本人のレベルの低さは1位のあの場所に行くとよくわかります。
他県からの高校生が
「きゃあ!こわ~い」
とか
「きも~」
とか言っているすぐ側を
小学生の私たちは白い目で「うちらより大人なのにありえんわ」とひそひそとささやいていましたが
それは今も同じで、子どもらはレベルの低い修学旅行生の高校生・中学生を白けた目で見ています。
ただ、そうはいっても訪れるだけマシなのでしょう。
原発の放射能汚染について放映されている時に必ず言う
「すぐに何か起こるわけではないですから安心して下さい」
には、本当に哄笑しました。
それはそうだろうと。
半世紀前からすでに分かりきっていることだろうと。
あれだけ犠牲者を出したというのに、何と無知なのかと。
「クリスマス・キャロル」を書いたディケンズは人間にとって最も憎むべき二つの悪は
「貧困」と「無知」だと言っていましたが
悪と言わずとも「知」は人である根源ではないかと思います。
人間を「考える葦」ともいいますが
考えることは「知」がなければ不可能だと思うのです。
だから人が人であるために、私たちは知識を欲し、
その要求を満たす一つとして旅をする。
「観光」とはそもそも何か、
世界の旅行者から口コミで選ばれた2年連続一位の意味を日本人が考える。
そういう終わり方にならなかったのが本当に残念でした。
そして、この世界の旅行者が日本で最も行くべき場所と思った。
そこで開催してこそのオリンピックだと思ったから、誘致運動が起きたんですがね。
2県にまたがって開催は不可能と日本で言われたり、
世界の方でも少し渋られたようですが、いけた気もするんですが・・・。
まあ新幹線を長崎まで通せば別に外国の他の場所に移動するのと大差ないと思います。
といっても市民が乗らず、
全ては終わった話。
ただ、今あちらで誘致が今一つ盛り上がりにかけているのは必然性がないからかなあと思います。
仮に選ばれたとしても私達に言い放ったように自分たちの自治体だけで賄ってほしいものです。
まあできるだろうなあとは思いますがね。
下手な国よりGDP有る場合がありますし、余裕でしょうなあ。
でも、一発花火的な大会で観光が増えても、それを上回る借金を返すぐらいなら
もっと有意義な事につかって欲しいと私たちはオリンピック誘致に反対しましたが
東京の方はどう思われているのだろうかなあとは思います。
ニュースではあまり反対派を聞きませんが、ううんどうなんでしょうかね。
賛成派が多いのでしょうか。
観光客も国内なら多く行きそうですしね。
応援もしに行きやすいしとは思いますけど。
外国人観光客を増やす観光革命。
誘致する側の日本人の観光に対する意識革命あっての誘致政策ではないかなと思いました。
以下
トリップアドバイザー
世界最大の旅行口コミサイトから
外国人に人気の日本の観光スポット2013
1位 広島平和記念資料館(広島) 昨年度1位(2年連続)
2位 伏見稲荷神社(京都)
3位 東大寺(奈良)
4位 厳島神社(広島)
5位 金閣寺(京都)
5位以下はこちらのHPに詳しく載っています。
http://www.tripadvisor.jp/pages/InboundAttraction_2013.html
昨年度と同様、平和記念資料館ですが、今年も修学旅行生は減なんだそうです。
まあ大人にならんと分からないとは思いますがね。
あと、く平和記念資料館を訪れた方は世界遺産にも行かれたとは思うのですが
資料館があえて一位なのは伊賀と同じなのではないかなと思いました。
それから、宮島も去年と同様4位。
東大寺や金閣寺は昨年度よりランクをあげて見事ランクイン。
来年はどうなるのでしょうか。
これは、かなり辛口ですので
外国人に一番人気の観光地が知りたいというだけの方は
一番下までスクロールしてください。
それでも十分です。
今日はNHKスペシャルの「ニッポン観光革命」を見ていました。といっても遅く帰ってきたため
チャンネル争いの争奪戦には不戦敗。
そんな時にザッピングしてそのまま寝いった父が
たまたま付けてくれていたのでよっしゃ!と思って見ていました。
少子高齢化の進むこれからの世の中、
今のままでは地元経済が衰退するのは目に見えています。
いくら少子化対策をしようにも、根本は社会の有り様、
地方自治では限界があります。
30年後には日本の人口が3割減るという予測があり、
さもありなんと山間の放棄された家をみるたびに思います。
人口を増やすのが無理。
であるならば外から消費者を呼ぶ方法として
私は観光が有効であると思います。
観光客が来る事で食事代・宿泊費・交通費などが発生し、
第3次産業が発展します。
今や輸入に押され第1次産業は衰退し、
第2次産業である工業は他国に押され気味。
となると第3次産業こそ地方自治の希望ではないでしょうか。
ただし、観光はその時々の情勢に左右されます。
例えば最近でいえば福島原発事故による外国人観光客の減少
広島はこの影響をもろに受けました。
というのも観光客の割合で欧米人が占める割合が7割で
都道府県中トップなのです。
なので、市内を歩けばいつも10mおきにいる外国人観光客がいなくなり、
宮島に渡っても1組か2組と激減しました。
今では元の様に戻ってきており、
本通りの外国人の集団の方も10m置きに出没し、
深夜のコンビニの前で忍者ごっこをしている白人の若者達を
「日本に来たんじゃけぇ忍者ごっこを記念にしたいんじゃろうね~」
と古今東西若者のするハイテンションのなせる技について
あれこれ思うほど増えてはいます。
さて、ではどうすれば外国人観光客にきてもらえるだろうか。
という内容で番組は構成されていました。
私が見たのは伊賀から。
伊賀は忍者の里。
という事で外国人観光客が増加しているその策として
旅館で忍者衣装の貸し出しをし、忍者の体験をしてもらい
忍者がどんな存在であったのかという説明などを行うようにしたら
微増してきているということを話題に取り上げていました。
忍者体験かあ、それはあの本通りのセブン前の若者とか絶対行きたがるだろうし
日本人の私でも何それ!面白い!と思います。
ただ、体験してなりきるようにしたことが観光の転換ではなく、
訪れた外国人観光客から忍者は一体どんな事をしていたのか?
説明を求められ、応えられるように古文書などをひも解いて調べ
学べるようにした。
それが今までとは違うこととして取り上げられていました。
それまでは忍者グッズ等のグッズ商業で行っていた観光産業から
学べる観光へ。
それが微増の原因ではないかという構成でした。
そもそも、観光に行くのはその土地に行かなければできないことがあるから行くのだと思います。
それはアルプスの氷河、国宝の城、歴史上の大きな戦いの舞台、と枚挙に暇がありません。
特に、最近注目されるのは聖地巡礼。
アニメの舞台になったあそこに行きたい。
と今まで旅に出なかった層が観光客として訪れるようになり、
竹原やしまなみ海道など自治体がアニメとコラボする事も増えました。
本来インドアな彼らを旅行という大儀いものに突き動かすのは、萌え~ですが、
その萌えの根底には、知りたい、浸りたいという思いがあり
それらは他の観光客と変わらない筈です。
この知りたいという知識欲を満たすために旅に人は出るのではないでしょうか。
それからもう一つ。
「百聞は一見に如かず」
ということわざのように、
そこで見ることでしか分からないもの、感じれないものがあります。
実際に現場に行って自分の知識とすり合わせる、
或いは知識が更新される。
知ることの面白さというのも旅のだいご味だと思います。
という流れだと私は思ってたんですが・・・。
この次の展開で、
ああ日本人って、と頭を抱えたくなったのです。
それは、
「外国人観光客が選んだ日本の観光地1位はどこでしょう?」
と司会の方がゲストの日本人に聞いた場面です。
既に2位から5位までは発表されており、
残すは1位でそれを予想してみて下さいという流れだったのですが
・・・この人達はそもそも観光へ行ったことがあるのかなあと疑問に思いました。
以下珍回答
「スカイツリー」
・・・いや、たしかに高さは世界一かもしれないし、
あの眺望は確かに感動するけど
100万かけて地球を半周してまでみたいかなあ・・・。
「ディズニーランド」
・・・本場がどこか知らないんだろうなあ。
そもそも日本にしかないとか思っているんだろうか。
それってわざわざ外国から自分が来たとして行く?
とかなり疑問の所ばかり。
せめて京都辺りのお寺の名前が出てくるかと思ったら
それよりもかなり疑問な
買い物しかできないですよね、そこ?
という場所まで。
おそらく東京から多分一歩も出たことないのだろうなあと。
そんな方が観光をどうのこうのとか批評してどうなるんだろうと不安に思っていたら
案の定、一位が発表されたのにそれと全然関係のない話題で無理やり自分の持論を述べて
・・・おしまい。
この時点で私は日本人の代表の方にツッコミばんばん入れました。
「おおい!番組構成ガン無視かい!」
と。
ううん、知らなかったら知らないで素直に驚けばいいのになあと思います。
師たるもの、知らぬを取り繕うは最も有間敷だと思うのです。
「実るほど こうべを垂れる 稲穂かな」
とはよく言ったものだなあと思いました。
そもそも、今年の1位って去年と同じ場所
2年連続で1位で、つい最近ニュースになったのに
それさえ知らずによく外国人観光客の誘致について
1時間の番組で語られたなあと思いました。
世界不思議発見の黒柳さんでさえ、
次回の番組で取り上げる話題について勉強すると言うのにすごいなあと。
唯一、僧侶の方がいい事言ってましたが、この方も・・・・。
「光」を観せると語源から来る意味を仰られていましたが
この「光」って「光景」と同じ景色の意味の光であって
「きれいなものを観せる」ではないと思うのです。
っていうかそれだと一位のあの場所は一体どうお考えなのか?
あれを「きれいなもの」と言おうものなら
一度子どもらの書いた作文を読んでそのあまりの凄まじさを知ってほしいです。
私は、観光とは本来
「目の前のあるがままを見て、意味や本質をとらえ、考える。」
であってけして綺麗な物を見せるのが観光とは思いません。
そもそも、お坊様なら御釈迦様の逸話にある王子時代のあの話を御存じの筈。
何故御釈迦様は城下に行きたいと思ったのか。そしてどう思われたか。
それが本来の観光ではないでしょうか。
それさえ知らずに世界遺産に富士山が登録された事を喜んでいるのは愚の骨頂。
世界遺産には負の遺産がある。
綺麗な物だけでないのです。
というか、一般的に観光とは「遊ぶ」意味合いが強すぎるんだなと思いました。
遊んで、買い物をするのが観光という意味で答えられていました。
外国人のゲストの方のほうがよっぽどしっかりとした考えや受け答えをされていて
日本人の方はしゃべればしゃべるほどレベルの低さを露呈しているようでいたたまれなかったです。
まあ、日本人のレベルの低さは1位のあの場所に行くとよくわかります。
他県からの高校生が
「きゃあ!こわ~い」
とか
「きも~」
とか言っているすぐ側を
小学生の私たちは白い目で「うちらより大人なのにありえんわ」とひそひそとささやいていましたが
それは今も同じで、子どもらはレベルの低い修学旅行生の高校生・中学生を白けた目で見ています。
ただ、そうはいっても訪れるだけマシなのでしょう。
原発の放射能汚染について放映されている時に必ず言う
「すぐに何か起こるわけではないですから安心して下さい」
には、本当に哄笑しました。
それはそうだろうと。
半世紀前からすでに分かりきっていることだろうと。
あれだけ犠牲者を出したというのに、何と無知なのかと。
「クリスマス・キャロル」を書いたディケンズは人間にとって最も憎むべき二つの悪は
「貧困」と「無知」だと言っていましたが
悪と言わずとも「知」は人である根源ではないかと思います。
人間を「考える葦」ともいいますが
考えることは「知」がなければ不可能だと思うのです。
だから人が人であるために、私たちは知識を欲し、
その要求を満たす一つとして旅をする。
「観光」とはそもそも何か、
世界の旅行者から口コミで選ばれた2年連続一位の意味を日本人が考える。
そういう終わり方にならなかったのが本当に残念でした。
そして、この世界の旅行者が日本で最も行くべき場所と思った。
そこで開催してこそのオリンピックだと思ったから、誘致運動が起きたんですがね。
2県にまたがって開催は不可能と日本で言われたり、
世界の方でも少し渋られたようですが、いけた気もするんですが・・・。
まあ新幹線を長崎まで通せば別に外国の他の場所に移動するのと大差ないと思います。
といっても市民が乗らず、
全ては終わった話。
ただ、今あちらで誘致が今一つ盛り上がりにかけているのは必然性がないからかなあと思います。
仮に選ばれたとしても私達に言い放ったように自分たちの自治体だけで賄ってほしいものです。
まあできるだろうなあとは思いますがね。
下手な国よりGDP有る場合がありますし、余裕でしょうなあ。
でも、一発花火的な大会で観光が増えても、それを上回る借金を返すぐらいなら
もっと有意義な事につかって欲しいと私たちはオリンピック誘致に反対しましたが
東京の方はどう思われているのだろうかなあとは思います。
ニュースではあまり反対派を聞きませんが、ううんどうなんでしょうかね。
賛成派が多いのでしょうか。
観光客も国内なら多く行きそうですしね。
応援もしに行きやすいしとは思いますけど。
外国人観光客を増やす観光革命。
誘致する側の日本人の観光に対する意識革命あっての誘致政策ではないかなと思いました。
以下
トリップアドバイザー
世界最大の旅行口コミサイトから
外国人に人気の日本の観光スポット2013
1位 広島平和記念資料館(広島) 昨年度1位(2年連続)
2位 伏見稲荷神社(京都)
3位 東大寺(奈良)
4位 厳島神社(広島)
5位 金閣寺(京都)
5位以下はこちらのHPに詳しく載っています。
http://www.tripadvisor.jp/pages/InboundAttraction_2013.html
昨年度と同様、平和記念資料館ですが、今年も修学旅行生は減なんだそうです。
まあ大人にならんと分からないとは思いますがね。
あと、く平和記念資料館を訪れた方は世界遺産にも行かれたとは思うのですが
資料館があえて一位なのは伊賀と同じなのではないかなと思いました。
それから、宮島も去年と同様4位。
東大寺や金閣寺は昨年度よりランクをあげて見事ランクイン。
来年はどうなるのでしょうか。
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