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怒涛の城めぐり3日目~名古屋城・金ぴか本丸御殿~

犬山城の後、名古屋城へ向かいました。

なごや城

お城に向かう手前、本丸に入ると今までなかった御殿が出現していました。

なごや本丸1

2年前に来た時にこういう工事現場っぽいものがあって
木組みの仕方とかをパズルで遊んだ記憶があったのですが
いつの間にか立派な車寄せのある御殿ができていて
一瞬京都御所かと思いました。

何でも平成30年度完成をめどに復元事業が始まっているらしく
今年5月末から玄関と表書院の一般公開をしているそうです。
名古屋城は相方が「イケメンが観たい!!」という熱意でよったので
本丸御殿のことは全く知らなかったので本当に驚きました。
熊本城が本丸御殿復元による観光猛アピールで
観光客が激増したのでもっとアピールすればよいのにとは思いますが
完成してから大々的に行うのかもしれません。

そして入った中はまだまだ工事中の所も多く
木も白木なのでぴかぴかだったので
あまり歴史的な感じはしないのですが
襖絵は本当に見事でした。

なごや本丸2

熊本城の本丸御殿は青の水が流れている襖絵が多いので
そこまで金きらだと思わなかったのですが
名古屋城の本丸御殿の襖絵はご覧のように竹林に虎という図。
すっとした緑の竹以外は金箔が惜しげなく使われており
赤みがかった金色の虎のためか豪奢に見えます。

ただ、虎図なのに、何だか丸っこくてまるで猫のよう・・・。
美術史の授業で江戸時代の虎が丸っこくて猫のようなのは
当時の日本人が虎を見たことが無いから
猫の大きいバージョンとして捉えて描いたためと習いました。
ん~、でも本当に虎を見たことないのかと考えると
加藤さんと元清が虎退治をしているので
虎の毛皮とかそんなのはあったんじゃないかと思います。

それと江戸期日本人の大いなる過ちその2.

なごや本丸3

虎図なのに、手前に柄の違う動物がいます。
これ、虎じゃなくてこれは豹です。

なごや本丸4

こっちにも豹がいて、しかも虎とゴロゴロしています。
そして小さい豹がてこてこ歩いている・・・。
まるで家族のように微笑ましい光景ですが
豹と虎は、猫と虎ぐらい違うもの・・・。
何でも江戸期には豹は虎のメスだろうと思われていたらしく
そのためこの襖絵のように虎の伴侶として豹が描かれているんだそうです。
なのでこの襖絵は虎の親子を表しているんだそうです。

虎以外にも花鳥風月画がありました。

なごや本丸5

桃の花と下を流れる水。
元就さんも和歌に詠んでいましたが
桃と下水って竹林と虎みたいにペアになる題材なのかなと思いました。

それと、奥に行くほど照明が暗くなったのですが
わずかな明かりでも煌々と襖がにぶく光って
安っぽい金きらではなく、
重みのある感じを受けました。

なごや本丸6

最後の間は、熊本城で言う王昭君の間、
藩主の間と同じ格式。

なごや本丸7

なんですが、上段の間がある天井には何も絵がありません。
御三家筆頭なので、恐らく天井には派手な絵が散っていたと思うんですが
まだ未完成なのかなあと思いました。

今回は表書院と玄関の復元でしたが
一番の目玉は将軍上洛のために作られた上洛殿。
御三家筆頭を示すべく、華美なものだろうなあと
今から完成が楽しみです。

そして高松城へ
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主に毛利元就から浅野長勲までの安芸の歴史に関するブログです。初めての方は目次へどうぞ。

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